2009年12月22日 (火)

柚子湯 2009

  •  きょうは冬至。ことのほか寒い日でした。記憶の限りでは、結婚して後、柚子湯を毎年忘れYuzuyuずに立ててくれていて、新婚当時、新鮮な思いをしたものでした。なんでも、実家のお義母さんが、5月の菖蒲湯、冬至の柚子湯を毎年立ててくれていたとか。ひび、あかぎれに効き、風邪を防ぐとも云われます。

  •  ………実は柚子湯の記事、2年前にも書いています。今年の思わぬ師走寒波は、今日までとの予報ですが、2009年の今夜も、温かい柚子湯を立ててくれました。

  • 毎年、冬になると「あかぎれ」に悩む私ですが、今年も先週くらいから、右手親指のアカギレから、どうやらバイキンが侵入したらしく、ズキズキ痛み始め、きのう、皮膚科を訪ねました。処方をもらい、1日たったところで、さらにパンパンに腫れあがり、つい先ほど、再訪して、「エイヤッ」と、針を射し込まれて、膿を抜いてもらいました。その痛いこと!。パナソニックの「小雪」みたいな美人看護婦さんが「私も思わず痛くなりました」と、慰めてくれました。

  • で、その痛みを落ち着かせて、2009年冬至の柚子湯を使ったというわけ。右手を湯につけられない変則バンザイ入浴でしたが、その分、左手でポカポカ浮かぶ柚子を、沈めたり浮かばせたりしながら、ゆっくり温まりました。

   新妻に義母の伝えし柚子湯かな

  • 駄句一句~~~。いちおう、感謝の気持ちを込めたつもり。

  • もうすこし、気のきいたほんものの句を、いくつか拾うことにします。

    不器用に生きて冬至の湯に浸たる

                     山岡千枝子

    柚子湯して命の末の見ゆるかな

                     林 翔

  • みなさまは、どんな冬至をおすごしでしょうか?

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2009年12月19日 (土)

千両と万両

  • Mannryo1 列島への師走寒波、こちら立川の今朝の温度は、マイナス1度。現在午前9時では3度。快晴だけれど、庭に出るとさすがに寒さを感じる。

  • いつのまにかわが庭に増えている万両。『ヤブコウジ科の常緑低木。7月ごろ白花が散房状に下向きに垂れて咲き、果実は球形で深紅色に熟する。千両とともに冬枯れの庭に彩りを添える』と、歳時記にはある。

  • いっぱいの実の位置が、葉っぱの下部になっているので、やや地味だけれど、歳時記の通り殺風景なこの季節の庭の彩りだけに、よく頑張っているなと思える。

Mannryo2_2 Mannryo3                      

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   万両の万の瞳の息づきて  永方裕子

  • Sennryo 玄関に飾ったのは千両。『暖地の林内に生えるセンリョウ科の常緑低木。夏、枝先に花弁のない黄緑色の小花を群がりつけ、冬に入ると小球果が赤熟する。実と緑の葉の対照を愛でて、正月の鉢植えや生け花に用いる』とある。葉の上に実ができて、こちらのほうが順序正しい。いただきもの。

  • 千両と万両、どちらがいいか?どうしても比較することになる。一般的には千両に分がありそうだが、自分の庭にあるので、やはり身びいきか、私は「万両」と言っておきたい。

    祇王祇女他無縁墓実千両  田中水桜

  • これは京都嵯峨野の祇王寺の句だ。昨年の春、訪ねたことを思い出した。ご存じの方祇王寺(京都の春)をクリックしてみてください。

  • 写真:2009年12月19日撮影

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2009年11月12日 (木)

おかげさまで100,000件

  • Madokara091112_2 冷たい雨となった11月の朝です。窓外にみるハナミズキや白樺の紅葉も煙ってしまっています。

  • さて、この「立川春秋」のblogのアクセス件数が、このほど100,000件を超えました。2006年5月に開きましたので、およそ3年半です。ここまでの、皆様のご支援に支えられて、続けることができました。本当にありがとうございました。

  • 実はblogの名前、何気なしにつけたのですが、よく考えてみると、「大月刊総合雑誌」の分局のような名前で、よくまあ臆面もなく名づけたものだと、その無神経さを反省しています。幸いにここまで、特別のクレームもないので、このまま、続けさせていただこうと思っています。

  • 091110 部屋には今、木立性のベゴニアが花をつけています。清楚な感じに咲いてくれました。普段はFM放送をかけっぱなしにしながら,blogの記事を書いています。

  • どのような記事を多くお読みいただいているかについては、右の欄の「人気記事ランキング」で、いつも最近1ケ月のデータで表示されていて、ご覧の方もあろうかと思います。きょうは、もうすこし長い期間(8月1日から昨日11月11日まで)の、アクセスの多い順のデータを紹介させていただきます。
  • どうか、これからも、「立川春秋」に、時々お越しくださるようお願申しあげます

アクセス数:表示された数字
訪問者数:グラフのみ表示
解析ページ 訪問者 アクセス
1 トップページ 599 4.1% 5.6%
2 行人(夏目漱石) 560 4.1% 5.2%
3 湖北の十一面観音(滋賀県木之本町) 379 3.6% 3.5%
4 東京カテドラル聖マリア大聖堂(東京・目白) 248 2.4% 2.3%
5 比叡山延暦寺 ①根本中堂 239 2.3% 2.2%
6 三四郎~それから~門(夏目漱石) 231 2.1% 2.1%
7 諏訪神社(立川市) 230 2.3% 2.1%
8 「風の盆恋歌」(高橋治) 224 2.2% 2.1%
9 箱根駅伝予選会(昭和記念公園~立川市) 223 2.2% 2.1%
10 旅行・地域 150 1.5% 1.4%
11 彼岸過迄(夏目漱石) 143 1.3% 1.3%
12 義仲寺(大津市) 122 1.0% 1.1%
13 姥捨、田毎の月: 更科紀行③ 113 1.1% 1.1%
14 どうだんつつじ、帰り花 105 1.0% 1.0%
14 モーツアルトの肖像をめぐる15章(高階秀爾、1995年刊) 105 1.0% 1.0%
16 「門」、そして鎌倉(夏目漱石) 88 1.0% 0.9%
17 東大寺南大門(奈良 2) 87 0.8% 0.8%
17 文化・芸術 87 0.9% 0.8%
19 雁 (森鴎外) 83 0.7% 0.8%
20 平山郁夫シルクロード美術館(清里④) 81 0.7% 0.8%

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2009年11月 1日 (日)

秋が深まって……

  • Toshinn37 11月に入り、少し寒さを感じるようになりました。手もとの「手紙百科」の「十一月」(霜月)をみると、向寒の候、紅葉の色もようやく色あせて、白菊の薫り高いきょうこのごろ、そろそろ暖房が濃しくなりましたなどの言葉が並びます。

  • 写真は、5年ほど前、もう少し秋が深まったころの神宮外苑で撮ったものですが、今年も間もなくこのような、風景になると思います。

  • このところの悩みは、少々腰が痛い、ということ。近くの整形外科で、週2~3度牽引をしてもらっています。Youtuu2_2 医院の待合室にあったパYoutuu1_2ンフレットの、体操の要領など、眺めながら、何とかしのごうと、試行錯誤しています。

  • こたえるのは、実はパソコン。blogにもいくつか書こうと思う記事があるのですが、推敲などで、時間をかけてしまうと、椅子から離れたとき、何ともつらい鈍痛で、顔をしかめることもしばしば………

  • そのような事情で、このblogの記事も、当分あたりさわりのないもので済ますことになるかもしれません。あしからず、ご了解ください。

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2009年10月27日 (火)

50年の歳月

  • Sinnjuku6 歳がわかってしまうけれど、高校の同窓会で50年ぶりの再会を体験しました。新宿サザンタワーのレストランに、関東一円、遠くは新潟、長野、山梨、それに高校のあった関西からもこの機会に東京へということで、あわせて23人のにぎやかな会の席上でのこと。

  • 50年という歳月は、残酷なほどに互いの容貌・容姿……頭髪の有無・色相を変え、眼の輝きを置き去りに細くしてしまい、中には大病を経て人柄まで入れ替わったかと疑うほど、集まったそれぞれを変化させてしまっています。当時のバレーボールのエースアタッカー、100mを11秒台で走った俊足も、いまや普通の60代、かえって、あの頃病気がちだった人が、今も元気で現役を張っている!バブル、そしてリーマンショックで、会社はなくなったが、俺は不滅という人も……

  • 人間のどこにそれほどの記憶力があるのかとびっくりするほど、50年前の当時の学生服姿、女生徒だった制服姿へと、あっという間にタイムスリップして、あたかも肉親や兄弟姉妹、あるいは隣同士の住人のごとくに、互いに距離感なく話し込んでいることに気がつくのでした。TVや映画でフラッシュ・バックの場面によく出会いますが、実にあんな感じ。

  • 9月に松本の旧開智学校の記事で、,小Kaitigakko2_2学校の教科書のことを書きましたが、われわれは昭和23年、戦後初めての検定済教科書を使った世代で、「おはなをかざる みんないいこ」が、最初の読み書きでした。映画「瀬戸内少年野球団」の腕白坊主たちが、教科書の塗りつぶしを体験したり、それまでの男女別学がある日突然男の子・女の子が一緒になり大騒ぎした世代からみると、1~2年あと、ということになります。

  • 振り返ると、その後の戦後復興から昭和30年代~40年代の高度成長期に、学校から社会に出て、ひたすら、前を向き、時代を信じ、社会を信じて頑張ってきた幸せな世代だったと思えます。有名な木下恵介の映画「二十四の瞳」の中で、高峰秀子演じる大石先生を囲んで、中年になった小学生たちが同窓会を開きました。そのとき、すでに男の子の半数が戦争の犠牲になっていて、生き残った田村高広演じる磯吉も戦争で失明していた……。たしかに友達の中には、徴兵された父親がビルマやニューギニアで戦死され、母親の細腕のみで育てられた厳しい境遇の人もいるけれど、自分たち自身が生きたこの65年間についていえば、わが国は、平和が続いているのです……。

  • Yk60sinnjuku 出席者から誰からともなく近況の報告がありました。卒業後間もなくの同窓会、結婚前後のころの集まり、子育て中や働き盛りの頃の同窓会……などなど何度かの集まりがありましたが、現在はおおよそ男性は定年後数年あまり、女性は子育てを終え、親の看取りも済んで、なかには伴侶の見送りを経験している年頃と、勝手に想像しています。

  • 話の内容は、以前なら会社のこと仕事のこと、そして家族や子供や孫といった身の回りのことだったのに比べて、自分自身のこと、つまり、今自分がどんなことに関心を持ち、日々どんなことに親しんで生活しているかといった話題になっていたように、感じました。自分自信を見つめる年齢、人生とか生き方を振り返る年齢になったということでしょうか。互いの話の中身を、ひやかしたり、うらやましがったりした時代もあったように記憶しますが、この日は、自らに置き換え、うなずきながら聞き入っていたよう……?

  • Hanamusubi席上出席者全員に素敵なプレゼントがありました。わたしは不勉強だったのですが、NHKTVでも全国放送されたという「結び」の要職にある同窓生からで、この日のために用意してくれた、来年の干支の「寅」と、落ち着いた色あいのペンダントでした。和やかだった今日の集いの記念と、わがつれあい、そして、息子の嫁さんのみやげにといただいて、帰路につきました。

  • 撮影:2009年10月24日.

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2009年10月17日 (土)

箱根駅伝予選会2010観戦記(立川市)

  • 2010年正月の箱根駅伝の予選会、朝9時に陸上自衛隊立川駐屯地をスタートした選手Hakoneeidenn1_3 たちを、市内7キロ地点のところで、応援しました。ゴールは昭和記念公園。

  • きょうの参加者は47大学550人。写真はその先頭集団です。前列右のスカイブルー180番は、東海大学村澤明伸選手で、20キロを59分08秒の第1位で走り抜けました。7キロのこの地点から、ゴールまでずっと先頭を走り続けたようですが、、記録表をみると彼は1年生!。写真をクリックすると拡大します。

  • きょうの予選会で来年正月の本大会出場を勝ち取った大学は、〈1〉駒大〈2〉東農大〈3〉上武大〈4〉日体大〈5〉帝京大〈6〉城西大〈7〉専大〈8〉青学大〈9〉東海大〈10〉亜大〈11〉法大と発表されており、この先頭集団には、駒沢大や、東農大、日体大の選手がそろっています。

Hakoneekidenn2

  • 観戦した歩道からガードレールを境に、選手たちは手の届く至近距離を走り 抜けていきます。先頭集団や第2グループあたりからは、若者の激しくも規則正しい息遣い、アスファルトを飛び跳ねていく集団の足音が、軽やかにかつ力強く、耳だけでなく五感全体に伝わってきました。そのリズムが、集団が後方になっていくと、息遣いがやや粗くなり、足音が重く不規則に聞こえたのは、私の思い過ごしだけではないように感じました。

  • 先頭集団からおよそ5~6分で、ほとんどの選手が次々と駆け抜け、10分ほどで、まばらになってしまいました。駈けていった選手たちを紹介します。あなたの友達、恋人、あるいはお子さん、お孫さんが走っておられるかもしれません。

Hakoneekidenn3 Hakoneekidenn4                                              

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  • Hakoneekidenn5 現場にいた時間は待ち時間も含めておよそ30分ちょっとでしたが、大学の使命感や仲間への責任感をを背負い、一方では、日ごろの自分自身の鍛錬を試し、新年箱根のヒノキ舞台への夢を乗せ、ひたすら前を見て走る若者たちを目の当たりにして、私自身もまだまだ頑張ってみようという不思議な力がこみ上げてくるようで、さわやかな時間を過ごせました。

  • 撮影:2009年10月17日

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2009年10月16日 (金)

あす箱根駅伝予選会

  • Hakoneekidenn1 年明けの箱根駅伝をめざした予選会の季節が、今年も廻ってきました。JR立川駅には、参加各大学の幟が、ずらりと並んでいます(2009年10月15日)。

  • コースは陸上自衛隊立川駐屯地をスタート、市内を走った後、昭和記念公園をゴールとする20㎞。

  • 9:00スタートと聞いています。コースは、自宅からすぐ近くなので、今年も選手たちの力走ぶりを、応援に行くつもりです。

  • Hakone2天気は曇りの予想。写真は昨年の模様ですが、あす、いい写真が撮れれば、追加して、記事にしたいと思っています。

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2009年10月 4日 (日)

中秋の名月

  • ゆうべは中秋の名月、ここしばらく曇りや雨続きだったのが、月の出のころから雲がOtukimi3_2 切れはじめ、名月を眺めることができました。

  • 地元の仲間で続けている「芭蕉を読む会」で、市内のホテルの11階を会場にして、「お月見の会」を開きました。ホテルのレストランの大きな窓から、月が見られそうだと目星をつけ、8月頃にリザーブした甲斐があって、雲間から名月が顔を見せてくれました。参加メンバーから思わず歓声があがり、拍手になるという和やかな会になりました。

   名月や池をめぐりて夜もすがら  芭蕉

   月天心貧しき町を通りけり     与謝蕪村

   名月や故郷遠き影法師      夏目漱石

  • Otukimi4 「月の句」と題した名句のいくつかが、会の講師の先生から紹介がありました。

  • 芭蕉の「夜もすがら」の句もさることながら、私は蕪村の句が好きです。『夜半の月が中空に輝いている。その月の光を浴びながら、貧しい家々の立ち並ぶ町を通ると、どの家からも灯りは洩れず、ひっそりと寝静まっている』。江戸の庶民の暮らしが偲ばれます。

  • 漱石の「故郷遠き」の句は、ロンドン時代の句と思いますが、異国からの望郷の思いが切ないです。

Otukimi2 Otukimi1                                                       

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  • 「お月見の会」には、すすき、おいも、そして月見だんごが、飾られました。時折雲間から顔を覗かせてくれた名月を仰ぎ、子どものころを思い出したりしながら、楽しい会になりました。月見だんご、17個盛られているのですが、みんなで写真におさまったあと、各々1個づつを土産にし、散会しました。

  • 撮影:2009年10月3日。

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2009年8月 6日 (木)

朝顔

  • Asagao1 8月に入り、朝顔の開く数が一気に増えました。

  • けさ、1時間ほど前の朝顔を、写真に撮りました。

  • 日照の少ない8月ですが、蒸し暑さだけはいつもの夏と変わりません。

Asagao2 Asagao3                       

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  • いまラジオから、広島での原爆慰霊式典の様子が聞こえてきます。1分間の黙祷が終わり、広島市長の平和宣言が読み上げられています。64年目の夏です。

Asagao4 Asagao5                                              

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   朝顔の色を忘れし白さかな    渡辺水巴

   拭いてすぐ曇る眼鏡や原爆忌  伊藤仙女

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2009年7月30日 (木)

夕顔……1日目、そして3日目

  • Yuugao3

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  • 夕顔が一気に咲きました。つぼみが膨らんで「夕顔の音のしさうな蕾かな(星野椿)」のような状態だったのですが、きょう、一斉に開きました。数えてみたら、なんと、八輪も、開いていました。

Yuugao1 Yuugao2                         

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  • 九州・中国地方にあった低気圧が、関東に移ってきて、夕方からかなりの雨。せっかくこの夏初めて開く夕顔に、無情の洗礼かと気にしましたが、意外にしっかりした花びらで、容易にしょげることはありません。朝がくるまでは勢いがあるというのでしょうか

    夕顔の一つの花に夫婦かな  富安風生

  • 「一つの花」になにかあるのかな?と探しましたが、なにも見つかりません。さきほど、夕顔が開いたのを発見したつれあいが「開いたわ」と、声をかけてくれて、ふたりで窓の外を眺めました。この句の作者ご夫婦も、そうだったのかな?と思います。

Yuugao4

  

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  • あらためて歳時記の「夕顔」を見てみます……。ウリ科の蔓性一年草。長楕円形や毬形の大きな実を結び、その果肉は干瓢の材料となるが、単に「夕顔」といった時は、実ではなく花を意味する。晩夏の夕暮れどき、白い五裂の大きな花を開くが、翌朝までにはしおれる。ヒルガオ科の夜顔(秋季)とは別種である。はかなげななかにも野趣があると感じるのは、『源氏物語』の「夕顔」の巻や『枕草子』の影響かもしれない。夕顔の他に彩なく日暮れ待つ (林田紀音夫)」は、伝統的な美趣にとらわれることなく、現代のアンニュイ、ものうさを表出している……。(ここまで7月27日記)。

  • その後も、続々と、開きます。7月29日の写真を追加します。開花が始まって3日目です。夜の闇が深まってからの撮影ですので、7月27日の1日目と比べて、妖艶・濃厚のたたずまいです(7月29日記)。

  • 撮影:2009年7月27日。次の2枚は7月29日。

Yuugao6 Yuugao5

 

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